BIT・内面健診システムの技術

睡眠解析(睡眠の質・無呼吸症候群)を知る

(A) 睡眠解析には「心電波形」「加速度情報」「表皮温度」を用いて解析しています。
(B) 解析には2通りあり両方を同時に解析しています。

 ①心電計のRRIからのデーターを基に周波数解析
 ②加速度センサーからの横隔膜動きデーターを基に解析

表皮温度(温度赤外線センサ)の変化を知る

「表皮温度変化」は重要な情報です(1秒に1回測定し記録します)
表皮温度の変化は体の体温状態変化のバロメーターです
BIT機器に搭載されている温度赤外線センサは、BIT機器の装着部の皮膚表面の温度を測定します。体温計で図る体温とは異なります

3軸(XYZ)加速度センサにより身体活動度を知る

『3軸加速度センサ』は、上下方向、左右方向、前後方向の3つの方向の動きと加速度の 大きさを測定ができるセンサーです。(80msecに1回測定し記録します)

解析24時間全ての生体情報表示

目的:M-BITによる生体の情報の解析結果を表示します。①心電図、②RR間隔、③心拍波形や心拍数、④自律神経活動、⑤呼吸活動(呼吸周波数)、⑥運動活動量、⑦皮膚表面温度などの時系列な変化をみることができます。

特長:睡眠解析用の入床ー入眠と覚醒一護味の設定ができます。個人の生体情報に合わせて値を設定します。以後は個人の正確な生体情報が表示されます。

入床・睡眠濯時・覚醒・離床・副交感神経と交換神経、姿勢仰臥・微小体動・皮膚温度・消費エネルギー値等からベッドイン・ 睡眠潜時・覚醒・ベッドアウト・線をプロット することにより、睡眠時無呼吸状況と寝返り回数 睡眠の質、当、正確な睡眠解析ができます。

BITAS-SLEEP(睡眠解析)

目的:一定時間(24時間)測定したデータをもとに、自分の睡眠に関する情報を詳しく知ることができます。

特長:睡眠時無呼吸症候群の発生時間ごとの数を 表示します。睡眠に関する主要な12項目(睡眠時間、入眠時、 途中覚醒回数、睡眠効率、連眠の質、姿勢変動回数 自律神経活動バランス、心拍数、脈拍数、脈の乱れ 表皮温度)をレーダーチャートで分かり易く表示

睡眠時の副交感神経・交換神経のバランス が表示されます。
通常の生活の中で、簡便に睡眠に関するデータを 計測できます。(入院の必要はありません)

通常、入院による測定が難しい子供でも、容易に測定ができます。

睡眠の質(良い睡眠、悪い睡眠)

BITAS-STRESS(ストレス解析)

自律神経の状態とストレスの原因を探るソフトです

BITAS-STRESS(ストレスチェックの例)

BITAS-PHYSICALACTIVITY(身体活動評価)

目的:

M-BITで一定時間(24時間)測定したデータをもとに、加速度センサによる運動量(METS)について、時間帯別の活動状況をしることができます。これにより、日々の運動を改善する機会にもなります。

また、運動内容(強度)に対する心拍数や呼吸数の対比が分かります。これにより、自分の心肺能力を知ることができますし、練習等で鍛錬すれば、その効果も分かります。

特長:

身体活動量(METS)を利用して、運動活動を評価しています。時間帯別の運動強度と時間が折れ線グラフで表示されており、自分の活動を振り返って、活動(運動)内容の改善することもできます。

運動クラブ活動など、心肺機能などに個人差によるけが等のリスクを減らしたり、練習メニューの個別対応などにも役立てます。